小児矯正治療のメリット・デメリット
- 2022年2月3日
- お知らせ
こんにちは。豊中市上野西いわさきファミリー歯科・矯正歯科の岩﨑将也です。2月になりました。春の便りが待ち遠しいですね。まだまだ大変な情勢ですが予防をしっかり、体調管理に気をつけましょう!さて、先日小児矯正を始めるタイミングについてお話しました。今回は小児矯正治療(一期治療)のメリット・デメリットについてお話しようと思います。
小児矯正には「一期治療」と「二期治療」があります。
「一期治療」は顎の大きさを整えて将来的におとなの歯がキレイに生えてくるよう準備したり、上下の顎の成長をコントロールして正常な成長発育を促すといった予防的な治療の意味合いがあります。「二期治療」は永久歯が生え変わってから行う治療で最終的な歯並びを整えていくため仕上げの治療とも言われます。
メリット
①歯を抜かない矯正治療
小児矯正で顎の大きさを整えてスペースを確保しおとなの歯がキレイに生えてくるように矯正を行なっていきます。小児矯正を行なうことは正しい顎の成長を促すことでもあり、将来的に抜歯を伴う矯正治療が必要になる確率を下げることにも貢献します。
②悪習癖の除去
歯並びの問題は指しゃぶりや口呼吸、口をぽかんと開けている、下を前に出すなどのクセを持っていることでもなりやすく、早期の小児矯正はこれらのクセを改善することにもつながります。
③虫歯や歯肉炎の予防
当院での一般歯科との連携を図り小児期から衛生管理・予防管理を行い、ただ単に歯並びを治すだけでなく小児期からのお口の健康を長期的に見守ります。
デメリット
場合によって一期治療終了で全ておしまいではなく、永久歯が生え揃うまで経過観察(成長観察)、二期治療が必要となり、治療期間が長くなることがあるくらいでしょうか。
お子様のお口の中で何か気になることありましたら、気軽にご相談ください。
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