いわさきファミリー歯科・矯正歯科|大阪府豊中市のファミリー向け歯医者

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いわさきファミリー歯科・矯正歯科|大阪府豊中市のファミリー向け歯医者

妊婦さんの歯科治療

こんにちは。

豊中市上野西いわさきファミリー歯科・矯正歯科 院長 岩崎 将也です。

冬も終わり、日中は過ごしやすい天気になってきましたが

まだ朝、晩は少し肌寒い日もありますので体調管理に気をつけて

お過ごしください。

さて、今回は妊婦さんの歯科検診についてお話したいと思います。

豊中市では四月より妊産婦検診が始まります。 

歯科検診の受診時期について、妊娠初期でも受診できますが、一般的には

妊娠中期5~7カ月頃が最適とされていて、歯科治療についても

同時期に終了するのが望ましいとされています。

妊婦さんが歯周病にかかっていると低体重児や早産の危険度が高くなります。

歯周病により作られる炎症物質が早期低体重児出産を引き起こすと言われていて

その危険率は7倍にもなると言われています。

もともと、妊娠中は食生活やホルモンバランスの変化、つわりなどによって

お口の中の環境が不衛生になるため虫歯や歯周病になりやすいのです。

また、妊娠中は女性ホルモンの分泌が多くなり、これを好む歯周病菌が

活発化するため歯周病が悪化しやすい状況にあります。

では妊婦検診では何を検査するのでしょうか。

 

1. 口腔内診査

 お口の中の状態を記録します。虫歯や、被せもの、詰め物の有無を記録します

2.歯ぐきの状態を確認

 歯周病検査をして、歯垢や歯石、歯茎からの出血、磨き残しの有無を確認します。

3.歯周病リスク検査

 舌から検体を採取して歯周病リスクを判定をします。

 

検診時に虫歯や歯周病と診断した際は、治療についての説明をさせていただきます。

歯科受診についての心配事として挙げられるのは

・レントゲン撮影時の胎児への影響

 歯科治療で用いられているエックス線の放射線量はごくわずかで、

 撮影範囲も口腔内に限定しているため赤ちゃんには影響はありません。

 また撮影時には防護服を着用します。

・麻酔薬の使用

 通常の歯科治療に用いられる麻酔は局所麻酔で使用量もわずかですし、

 局所で分散されるため赤ちゃんには影響ありません。

 しかし、麻酔薬で気分が悪くなったことがある、いつも効きが悪い等の

 経験がある場合は事前に歯科医に伝えておくと良いでしょう。

・薬の服用について

 妊娠初期はできるだけ薬物の服用を避けた方が良いですが中期以降の

 歯科治療で処方される薬は妊娠中でも安全に使用できるものを選び、

 最小限の量の処方を行います。

 不安や心配がある場合は産科の主治医や歯科医師に相談しましょう。

 

このほかにも、仰向けの姿勢で診療を受けれるのか、

治療中の体調変化に対応してくれるのか…等、

妊婦さん特有の歯科治療に対する不安があると思います。

何か些細なことでも遠慮せずご希望をお申し付けください。

 

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