ホワイトニング
- 2022年9月15日
- お知らせ
こんにちは。豊中市上野西 いわさきファミリー歯科・矯正歯科 院長 岩崎将也です。
皆さんいかがお過ごしでしょうか?8月末は朝晩が涼しくなり過ごしやすい日が多く、秋めいてきたなぁ…と思っていましたが
9月に入り残暑が厳しく驚いています。来週も台風が来るとか?皆さん体調に気をつけてお過ごしください。
さて今回は当院でも患者様から質問をいただくホワイトニングについてお話しようと思います。
ホワイトニングには、ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングがあります。
・ホームホワイトニング
自宅でマウストレーを装着して低濃度のホワイトニング剤でゆっくりと時間をかけて歯を白くする方法です。
歯の裏にも薬剤が行き渡るため効果がゆっくりでも変色歯に幅広く対応できます。
神経の処置をしている失活歯は変色しやすいと言われていますが、失活歯の変色にはオフィスホワイトニングよりも
ホームホワイトニングのほうが効果があると言われています。
・オフィスホワイトニング
歯科医院で高濃度のホワイトニング剤を使って短時間、短期間で歯を白くする方法です。
歯の表面にホワイトニング剤を塗布し、その後数十分の光照射を繰り返し作用を活性化させます。
いずれも歯を白くする効果がありますが、薬剤の種類や施術方法が異なります。
よく患者様からホワイトニングは歯に悪くないの?という質問をいただきます。
ホワイトニング剤の主成分の過酸化水素水には消毒薬と同じ成分が含まれていて口腔内細菌に対して殺菌作用を持ちます。
更にホワイトニング後の歯には歯を強くするフッ化物が浸透しやすいと言われているので、むしろホワイトニングは
むし歯などの予防効果があり、歯を強くするサポートもしてくれるのです。
他にも歯がしみるのでは?と心配する方もいらっしゃいます。確かに施術中には歯がしみる知覚過敏症状が現れる場合がありますが
これは歯面を覆っている「ペリクル」が関係しています。ホワイトニングは歯面を保護し覆っているペリクルを一時的に除去し
変色物質を白くしていきます。ペリクルは一時的に消失しますがホワイトニング後薬2時間すると再び形成されはじめます。
完全に形成されるまでには約24時間かかり、ホワイトニング後の知覚過敏はこのペリクルが形成されるまでに発生しやすく
なるのです。高濃度のホワイトニング剤や、歯の厚みが薄い前歯や、クラックという歯にヒビが入っている場合も知覚過敏が
起きやすいと言われています。もちろん無症状の場合も多いです。
他にもホワイトニングの使用方法や注意事項がありますので興味のある方は歯科医院に気軽にご相談く
ださい。